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わが兄はホトトギス

52分09秒
評:杉作J太郎

松田優作、水谷豊、豊川悦司といった古性派にも多大な影響を及ぼした現代演技の師、超名優・岸田森が主演。そして現実と虚構の狭間にさらなるリアルを構築する現代を代表する超名脚本家・早坂暁が脚本を担当。誰も知らなかった、いや、誰も描かなかった俳人・正岡子規像をここに誕生させた。

制作著作は南海放送。新時代の息吹を感じる多くの文人、芸術家を産んできた四国愛媛の放送局だからできた斬新な物語は岸田森、空前絶後の大熱演もあり映画、映像の世界ではホットな話題となった。

が、基本、南海放送で放送されたものでその後、ソフトも一般には発売されず岸田森ファン、早坂暁ファン、正岡子規ファンのあいだでは長年にわたってまぼろしの作品と言われてきた。

2018年に杉作J太郎が松山市シネマルナティックで開催した映画上映会「どっきり文化まつりディスティニー」で南海放送の特別協賛でスクリーン上映されたときには全国からファンが詰め寄せ300ある客席が札止め超満員となった。

その後も全国の映画ファン、俳句ファンから上映、放送の呼び声が消えることはなかったが、なんと今回、悲願のサブスク配給が実現!

基本料金だけでまぼろしの作品を何度でも、こころゆくまでご覧いただけます。